ジャンルと市場とユーザー数とコンテンツの質の関係とか

切込隊長BLOG(ブログ): キャズムって本当にあるの?

こちらの記事を読んで、耳の痛い話だなぁと思った。

ラジオ製作とかサイト運営とかやってて、やっぱりアクセス数を増やしたい。もっと沢山のひとに見てもらいたいっていうのはある。でも2年やっててもなかなか数字は伸びなくて、どうしていいのか悩んだりもする。そのときどういったことを考えるかと言うと、どうやったらもっと面白くなるだろう、もっと宣伝が必要だ、デザインを良くしよう!などと言ったことだ。勿論それらを考えることもすごく重要です。だけどどんなにいいものを作っても、そのサイトなり番組を投入する市場、ジャンルの広さというものが存在し、需要の限界値というものもある。

俺が作っている「はつゆきラジオ」は聞いてくれている人たちには、すごく評価してもらってるし、みなさんに楽しんでいただいている。だから、きっとそれなりに悪くない番組なんだろうと思う。自分で聞いていても結構楽しめますし。だけどこの番組が面白い、面白くないを別にして、この手の番組のジャンルの需要というものがあるというのも忘れてはならない。ラジオである、時間が長い、オタク、ニュースの読み上げ、といった要素から自然とそれを欲しいと願うユーザーの数は決まってくると思う。逆に言えば面白くなくても、市場の広さと需要の高さを考えていれば、ある程度のユーザー数は獲得できるのではないかとも思う。

そうは言ってもいいものを作るというのは大切にしたいし、重要だとも思う。いいものはジャンルを越えてまで届いたりもする。それによってそのもの本来の市場、重要以上のユーザー数を獲得できたりもすると思う。

はつゆきラジオのジャンルの市場の広さがどのくらいか分からないし、まず、本当に面白い番組なのかというところも怪しい。だけど色んな面から考えて番組つくりをしていきたいなと思った。