新本格魔法少女りすか 西尾維新

amazonnより

出版社/著者からの内容紹介
西尾維新×西村キヌが放つビッグタイトル!西尾維新とゲーム界の至宝のイラストレーター・西村キヌがタッグを組んだ無敵のコンビがかつて10歳だったあなたに向けて放つ、魔女っ子ミステリーの超最前線!


内容(「BOOK」データベースより)
心に茨を持った小学五年生・供犠創貴と、“魔法の国”からやってきた転入生・水倉りすかが繰り広げる危機また危機の魔法大冒険!これぞ「いま、そしてかつて少年と少女だった」きみにむけて放つ、“魔法少女”ものの超最前線、りすかシリーズ第一弾!魔法は、もうはじまっている。


内容(「MARC」データベースより)
魔法を使えなかったことがある。あれはいつのことだったか…。心に茨を持った小学5年生・供犠創貴と、「魔法の国」からやってきた転入生水倉りすかが繰り広げる危機また危機のファンタジック・アドベンチャー


さぁすが。西尾維新魔法少女物までかけるなんてマルチです。内容見てびっくり。すごいや。そして西尾維新が好きで見てみたいと思ってる人は無いように関しては予備知識無しで見る事をお勧めします。Amazonの紹介文くらいにしたほうが良いです。とりあえず楽しいですから。よんでみてください。

以下はネタバレ







西尾維新魔法少女。なんでも書ける人なんだなー。なんて軽く思ってた。いやいや、魔法少女と聞いて勝手にファンシーな可愛いい話を思い浮かべるのが悪いんでしょうけど。まさかここまでイメージと違う作品だとは思わなかった。最初のイメージ、予想を当てさせないのが西尾維新だってのに。でもまさか題名すら予想の範疇に収まらないなんて…。もう彼の作品の先をよむ事は不可能な気がしてきた。
内容に関しても少し触れます。
まず一番印象に残ったのがキズタカの最悪さ(<-ほめ言葉です)。目的のためなら人を殺す主人公なんて、、、デスノートのライトが居ました。自分の理想の世界を作ることが、世界幸せだという思想はライトに通じるものがある。キズタカはライトよりは感情的な分かなりマシか。10歳って言う年齢に目を瞑ればですけど。
そしてリスカ。10歳の魔法少女っていったら、魔法のステッキ持って呪文唱えて。じゃないんですね。カッターで自分を傷つけて魔法を使える。自虐すぎ。さらに27歳のリスカ…。壮絶でした。
てなわけでかなり面白かったです。なんだかんだでリスカは可愛いし。ああ、結局のところ萌えって重要なんだと思うテスト。