かーずさんにみる、これからのオタク道


つれづれに自分のオタク趣味について書いてみた
(かーずSP) を読んで。

「出世したよな〜」ってありますけど、はたしてこれは出世なんでしょうかねぇ。「平社員→課長→部長→取締役」って流れがあるとして(島耕作様。近々社長にご就任だそうで、おめでとうございます)、「ニュースサイト管理人→ライター→パーソナリティ」ってあれれ?みたいな。

僕なんかから見ると凄い出世のような気がしますが、でもそれを出世だと言ってしまうとニュースサイト管理人は下っ端なのかって話にもなるのかな。やっぱニュースサイト管理人は、あくまでニュースサイト管理人というポリシーを持って活動をされている方も多いですし、だからかーずさんも”出世”と言われるとピンと来ないのかな?って思ってみた。


まあこういう喩えでもポカーンな人も多いと思います。それが今のオタク界でして、供給数の爆発的増加により、昔は「オタク」=漫画・アニメ・小説・ゲームに詳しい人。って所から、「僕オタクです。」「え?何オタク?」「○○オタクです」といちいち断らなきゃいけないくらいにジャンル分けも必要になってきました。

これは今の20代くらいの人間には耳の痛い話です。単に俺が勉強不足なだけな場合も多々あるのですが、30代の方々と話しをしていると古いロボットアニメとかの話題はかなりの確立で出てくるんです。そして、それを知らないとヲタとしてどうなの?って雰囲気になることもあったりするし。でも昔をしってないとヲタクと認められないのなら、今からオタクになる人はもう既に無理が出てきます。現在のコンテンツを消化するだけでもいっぱいいっぱいだと言うのに更に過去の作品まで知らなければならないとなると、それは不可能に近いですからね。

まぁ今の20代前半の人も30過ぎた頃には知識にも油がのってきて活動しやすい環境になっているのかもしれませんが。でもヲタクという文化を幅広く知っているという点に関してはかーずさんを始めとする現在ご活躍されている方々に一生勝てない気がする。いや、それは俺の甘えかな。気合でどんどん消化させていけばいいのかも。。。。。


とまぁ、これからの理想のオタク像とかを考えてみるのに、かーずさんの動向って言うのはとても興味があります。それにかーずさんのご活躍しだいで、今後のオタクたちの生き方が変わってくると言っても過言ではないと思ってます。だからこれからも色んな活動をされるのが楽しみです。もちろん単純に一人の人間として幸せになって欲しいというのが一番ですけどね、かーずさん凄いいい人だから。。


しかし、この文章ですらオタク論という一つのジャンルになりえるのかも。。オタクってどこまで広がるんだろう・・・・